PayPayマイストアライトプランはお得か



PayPayの手数料率

PayPayは現在日本国内キャッシュレス決済のシェア60%以上とも言われるとんでもない成功をしている。

一般ユーザーの方にはあまり関係ないだろうが、2021年10月からついに店舗側に手数料を課すようになった。これまでばら撒いていたのはもちろんこの手数料ビジネスにするためだがシェアの取り方やキャンペーンの打ち方などとてもよかったと思う。

しかも、発表された手数料率は他のキャッシュレス決済を置き去りにする1.98%。しかもPayPayマイストアライトプランに加入すると1980円の固定費がかかるものの手数料率は1.68%になるというのだから驚きだった。

固定費がかかるとはいえ、PayPayマイストアライトプランに加入した店舗側としては最も手数料が低い水準であるPayPayの利用を促進するだろうからますますPayPay利用が加速されそうだ。

1.68%ってどのくらいすごいの?

一般の店舗が利用できる他のキャッシュレス決済、クレジットカード手数料などは概ね3.24%以上場合によっては4%を超えると考えると手数料率は約半額!と破格。他のキャッシュレス事業者にも相当大きなショックがありそうだ。

PayPayマイストアライトプランに入る!

と判断した店舗も多いと見られるが、ちょっと待ってほしい。1.68%の手数料にならなくても1.98%の手数料率でも相当にお得だ。本当に1.980円を払う必要があるのか??と計算してみた。次の画像をご覧いただきたい。

執筆している2021年10月13日現在、PayPayでは店舗向けに2つのキャンペーンを行っており、2ヶ月間はPayPayマイストアライトプランが無料となっている。また申込日にもよるが最大6ヶ月は利用金額の3%がキャッシュバックされる。この両方のキャンペーンが適用されている期間をA期間。無料期間が終わってキャッシュバックキャンペーンが実施されている期間をB期間、その両方が終わった後をC期間とする。

結論から簡単にいうと、A期間こそPayPayでの決済が0円以上でお得(費用が0円なので当然)だが、B期間では58,580円、C期間ではその約10倍の521,052円以上で初めて金額的にお得になる。つまりそこそこの規模の利用金額がないとお得じゃない!ということになる。もちろん金額だけでなくクーポンが発行できるなど店舗の利益になる可能性があるサービスも付随してくるので乱暴な比較ではあるが、目安程度にみていただければ。

*2021年10月13日現在の情報で書いています。小さい計算の差があるかもしれませんが、概ねこのような結果になるということで間違いがあればコメント等でお知らせください。

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