■そもそもAccessってなに!?
MS-Access(wikipedia)は、リレーショナルデータベースを作成するMicrosoftのソフトウェアです。
Officeの上位版を使っていると、入っているけれど、使ったことがない!という方も多いと思います。
それもそのはず、Access2003くらいまでは、開いても真っ暗な画面が見えるだけで
「一見さんお断り」感が強かったのでトラウマになっているのではないでしょうか。
私もそんな一人でした。
しかし、仕事で関わっていくうちに、中小企業レベルのプロジェクトに使用するには
とても便利だったので、今ではofficeシリーズの中で一番のお気に入りになっています。
■Accessの特徴
- 簡易に作成できる
- 雛形がそろっている
- ファイルとして使用するので、特別なサーバーの知識が不要
(拡張するときは必要ですが・・・) - Windowsさえ使ってれば、どなたでも利用可能
(開発はAccess本体が必要)
特に4番目の特徴が経済的な意味でもユーザビリティ的にも使いやすさに一役買っていると思います。
Accessが入っているPCで開発
→Access Runtimeが入っているPCで動作
が可能です。
■Accessを動かす
Accessを動かすためには、Access Runtimeの各エディションを利用します。
Access Runtimeは、2007のバージョンあたりから無償で提供されている「動作専用のAccess」です。
開発はできませんが、開発済のAccessなら動かすことができます。
この事実も知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、
さらに衝撃的なのが、このRuntimeがどこにあるか非常にわかりにくいということです。
そこで今後の自分のためにもリンクを貼っておくことにします。
- Access Runtime 2007(Microsoft download centerからダウンロード)
- Access Runtime 2010(Microsoft download centerからダウンロード)
- Access Runtime 2013(Microsoft download centerからダウンロード)
なぜ、古いバージョンも貼っておくかというと、
旧バージョンで開発したAccessのシステムは、新しいバージョンで動かないときがあるからです。
開発者の方にどのAccessのバージョンで開発したのか確認してからダウンロードするとよいでしょう。